インタビュー!先生教えて!ティンカーズのこと


モリオ先生にインタビュー
ティンカーズの教材にもたま~に登場するロボックが、モリオ先生にインタビューするよ。
ロボック
モリオせんせいにティンカーズについて聞いてみました。
ロボック
モリオせんせい!ティンカーズではどんなことをするの?
モリオせんせい
主にスクラッチという子供向けの教材を使用してプログラミングを学びます。
ロボック
パソコンを使うよね?マウスやキーボードを使い慣れていない子もいると思うけど、プログラミングはできるの?
モリオせんせい
大丈夫。マウスはみんなすぐに慣れてできるようになります。スクラッチはキーボードをほとんど使わなくてもプログラミングができる仕様になっています。一般的なプログラミングではタイプミスがあるとエラーになってしまうので、キーボードが打てないことがストレスになってしまいます。スクラッチは主にマウスで操作できるので、子供でもすぐにプログラミングができるようになります。
ロボック
よかった!もっと上級生になって、将来プログラマーになりたい人はキーボードも打てなくちゃいけないでしょ?
モリオせんせい
プログラミングの勉強とは別にタイピングの練習もやっていきます。でもプログラマーになりたい人じゃなくてもタイピングは出来た方がいいですよね。コンピューターを使って何をするにしてもタイピングできる方が効率的です。それに・・・かっこいいですよね!ちなみに、僕がコンピューターに触れたきっかけは、ブラインドタッチを覚えたかったことが、その理由だったんですよ。とってもかっこよく見えたんです。
ロボック
プログラミングを学ぶことは将来プログラマーになれるようにするんだね?
モリオせんせい
もちろん当教室では、プログラマーの道に進むための重要な事を学ぶことができます。ですが、それだけではありません。当教室の目的は、将来どのような職業につくにしても、きっと役立つであろう「力」を身につけることにあります。
ロボック
将来役立つ力かぁ。それはどんなこと?
モリオせんせい
重要な事は二つあります。一つは、問題解決能力です。プログラムを作る過程では、様々な問題に突き当たります。どうして動かないんだろう?何が悪いんだろう?どこが間違っているんだろう?相手は機械ですので、根気強く丁寧に解いていかないと動作してくれません。そのためには、まずは解決すべき問題を理解する事、それから問題を適切な要素に分解し一つ一つをシンプルな歯車のように単純化させる事が必要です。そして今度はそれらの要素の結びつきを考えながら矛盾の無いよう論理的に解いていくのです。この過程は、プログラムだけではなく、生きていく上で必要な問題解決能力を養う事になると思うのです。
ロボック
問題解決能力?
モリオせんせい
そうです。今後我々を取り巻く環境はいっそう複雑化し予測し難い問題が多くなると思われます。例えば、海外という敷居が昔よりも下がり、結びつきが強固になって、様々な要因が結びつき、一見関係のないような遠い外国の出来事が我々の生活に影響してしまうような時代です。これからの社会で求められる力は、複雑な問題に対して、自らが考え、道筋をたて、実行試し、間違いがあれば何度でもやり直しつつ立ち向かう力が必要だと思うのです。
ロボック
二つ目は?
モリオせんせい
二つ目は、自己効力感です。人が感じるフラストレーションには、2種類あるそうです。 マウスダウン(口角下がり)とマウスアップ(口角上がり)です。 マウスダウンは、例えば雪の影響で電車に乗れなかったり、コンピューターが壊れたり自分の力が及ばない事情によって発生する事に対して感じるフラストレーションの事です。対して、マウスアップとは、問題を解いたり、何かを学んでいる過程で躓いたりして、ちょっと手詰まりになったときに感じるフラストレーションの事です。 このマウスアップフラストレーションの壁を乗り越えた時に、とても大きな満足感が得られるんです。 プログラムを作成する過程で躓き、その壁を乗り越える。やったー!できたよ!これは、まさにマウスアップ・フラストレーションです。マウスアップの細かい積み重ねが子供たちの自己効力感をアップさせるのです。(*マウスアップフラストレーション*マウスダウンフラストレーション「Sylvia Libow Martinez,Gary Stager著「作ることで学ぶ」より)
ロボック
どんな風に学習していくの?
モリオせんせい
プログラミングでの問題を解く行為は、テストの問題のように唯一無二の答えがあるわけではありません。 ゴールに至るため様々なアプローチがあります。子供たちが「できた!」と見せてくれるソースコードを見ると こちらも「へぇ」と驚かせられることもあります。まさに十人十色です。ですから、ティンカーズでは、あらかじめプログラムコードのサンプルや例題をもとに、そのままそっくりマネしてプログラムを作らせるという事はなるべくしません。 これらの学習法は、入口としてプログラミングに慣れさせるという事では効果的ですが、それだけでは、不十分です。なぜなら自分で考える割合が少ないためです。
ロボック
考えさせる学習法って?
モリオせんせい
例えば、プログラムコードを見せずに、先に完成品や動作を動画で見せ、それと同じ動きになるように子供たちが自ら手順を考えプログラムを作成するというミッションがあります。当教室では、このような学習スタイルを「リバースチャレンジ」と呼んでいます。こうする事で、子供たちは、自分の頭で考えた自分なりのアプローチでプログラミングしていきます。完成すると子供たちは、「動たよ!」と見せてくれます。そして我々講師は「他にこんなアプローチもあるよね」とアドバイスを行います。子供たちは必死に試行錯誤した過程があるので、本当の学びにつながるのです。あくまで学ぶのは、子供たち自身です。我々は教えるというより子供たちの学びを邪魔しないようにそっと見守り、寄り添うアドバイザーでありたいと思っています。
ロボック
リバースチャレンジ面白そう!僕もやってみたい!
ロボック
でもすぐできるかな?
モリオせんせい
大丈夫。そんな子供たちのためにも、基礎力をつけられるきちんとしたカリキュラムがあるんです。まずはそこから始めていきます。10段階、27のカリキュラム、50以上の課題が含まれる、ティンカーズ完全オリジナル教材にて学んでいきます。少しずつできることが広がっていく工夫がされているので、初めてプログラミングに触れるお子さんでも、終わる頃にはしっかりとプログラミングを考える力が付いています。
ロボック
それならぼくでもできそう。
モリオせんせい
そうだね。大人もそうだけど、とにかく何かを作ろうと言っても中々良いアイデアが浮かぶ事はありません。だから基礎力をつけるんだね。そうすることで、ひらめきが生まれるんです。この課題はこうしたら面白んじゃない? こんな風に改造しちゃおう! 実際の教室では、シンプルな課題をこなしている最中にアイデアがひらめく事が多いんです。 アイデアはゼロからは生まれません。知識として蓄積されたもの、見たもの触れたものがあるタイミングによってリンクされ生み出されるのです。
ロボック
じゃー途中で、何か作りたくなってもいいの?
モリオせんせい
教室ではそれを「掘り下げ」と言って評価します。カリキュラムからの脱線もおおいに結構!自分でやってみたい!というチャレンジが大切なんです。人によって興味を引くポイントは違います。普通にカリキュラムどおりに進み、掘り下げたくなったら追及する!そんなスタイルでやっているので、みんなの個性がとても光っています。そして入った時期が同じでも、それぞれが自分の課題を見つけて何かを熱心に作っていくので、出来上がる作品も全く違うものになっていくんですね。
ロボック
ぼくもオリジナルのゲームとか作ってみたいな。
モリオせんせい
ゲームが好きなら、どんなゲームが作りたいか、一緒に考えてみようね。主人公は?敵は?場面は?どうすると敵を倒せる?いろいろ計画していかないといけないね?どうすれば実現できるか悩んで解決していくことこそ、プログラミングを学ぶ意味があるよ。
ロボック
わかった!プログラミングを学ぶということは、やりたいことを実現するための問題解決能力を身に着けて、クリアしたときの自信は、大きくなったときにきっと役に立つはずだね。
モリオせんせい
そうだね。ゲームに限らず、プログラミングではいろいろなことが実現できるんだ。いろいろ作りだすことができる可能性があるから楽しいんだよ!
ロボック
モリオ先生ありがとう。ぼくもやってみようかなスクラッチ!
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