悩み中…
「Scratchで作っている作品が全然終わらない…」
皆さん、こんな経験ありませんか?
「Scratchで作っている作品が全然終わらない…」
そんなときに役に立つ3つの方法についてご紹介します。
いま、作品作りに励んているお子さんや、子供を指導する方に参考になればと思います。
step
1終わらない理由を「紙になぐり書き」しよう!
どうして終わらないか、考えたことがありますか?
「どうして終わらないのか」もし、自分で分かっていると「どうすれば終わるか」も自然と分かって来ます。
偉そうに言っているように感じるかもしれませんが、
私も作品を作っていると没頭してしまい目の前の事ばかり熱中し、締切に追われた経験が何度もあります・・・
そんな時は、作業している場所を一旦離れて気分を入れ替えます。
そのときに、メモ帳と鉛筆かペンを持っていきます。
そして、落ち着いた時に、自分の作品が終わらない理由を思いつくだけ書いていきます。
私の生徒にも同じ質問をします。
子供達の意見の多くが、「時間がない」「プログラミングで行き詰まった」「アイデアが尽きた」「飽きた」です。
ですが、ここで諦めてはいけません!!
もっと細かく書き出していきます。
簡単な方法は、頭に「なぜ」や「どうして」といったクエッション?の言葉を付け加えて、
自問自答するとどんどん出てきますよ!
そして、その質問を解決する方法について考えます。
ここでもし、「時間がない」と答えた場合は、無理に時間を作ろうとしないで構いません!
「いつまでに完成したいか期日を決めて、それまでの期間に『何時間プログラミングに向き合えるか』」を
計算します。
すると、残りの制作時間が見えてきますよね?
「オレには、のこり3時間しかないのか。」「まだ、20時間もあるじゃないか!!」
あれ!?時間がありましたね(笑)
あとは、「その時間だけ」頑張ればいいのです!
step
2次は、「やりたいこと」を紙にリストアップしよう!
結論から言うと「作品づくり」には完成がありません。
どんなに時間があろうと、どんなにやりきろうと、やり残した気持ちは少なからず残ります。
大切なことは、「やり切る事!!」つまり、ゴールを作ることです。
つまらない作品でもいいのです。
ダサくてもいい。
限られた時間で、頑張って作ったことが素晴らしいことなのです。
そのためにも、やり残しリストを作ることが大切です!
step
3最後は、優先順位をつける!
では、最後に「優先順位」をつけましょう!
例えば、「キャラクターを変える、爆発の演出を追加、得点が入らないバグ修正、ゲームクリア、ゲームオーバーの画面が無い」とします。
この場合、まずは、ゴールを作ることをします。
この様に並べ替えてみました。
優先順位
- 1.ゲームクリア、ゲームオーバーの画面が無い
- 2.得点が入らないバグ修正
- 3.爆発の演出を追加
- 4.キャラクターを変える
そして、、時間を振り分けます。今回は、5時間で振り分けてみましょう。
(ポイントは、少し多めに見積もることです!)
時間を割り振る
- 1.ゲームクリア、ゲームオーバーの画面を作る・・・2時間
- 2.得点が入らないバグ修正・・・2時間
- 3.爆発の演出を追加・・・0.5時間
- 4.キャラクターを変える・・・0.5時間
このようにすると、やることが見えてきますね!
まずは、この予定を達成できるように頑張ってみましょう。
「それでも、時間が足りない場合は・・・」
単純です!余ったのはできないまま完成です(笑)
未完成でゴールするか、自分で決めた目標を達成するまで頑張ってからゴールするかは本人に任せますが、
この方法で無理やりゴールに辿り着くまでの道のりを作ることが大切なのです。
いかがでしたか?
ただゲームを遊ぶのとは違い、「ゲームを作ること」はとても大変です。
大人でも大変なことですので、子供が挫けそうになって当然です!
作りかけで手を止めてしまった作品がもしあれば、
ぜひ先程説明した内容を活かして実践してみてくださいね。